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ロタウイルスへの効果

ウイルスの中には腸に感染して下痢を引き起こすものもあります。「おなかの風邪」として知られる『ロタウイルス』もそのひとつ。なんと、ウシの初乳には、この『ロタウイルス』に対する効果もある、と注目されています。

「ロタウイルス」の正しい知識

毎年、1月から4月ころに幼稚園などで流行する『ロタウイルス』は、生後二ヶ月から2歳くらいの乳幼児に感染し、激しい下痢を起こします。 ほとんどのお子さまが5才までに感染し、年間では80万人が感染しているとも言われています。下痢に加えて、高熱がでるのが特徴です。

このような研究結果が出ています!

ウシの初乳は、『ロタウイルス』の予防にも効果を発揮します。

実験用のマウスにウシの初乳を与えて『ロタウイルス』による下痢の発症を調べました。
その結果、初乳を与えなかったグループでは、48時間後に約7割のマウスが下痢を起こしましたが、初乳を与えたグループでは約1割程度のマウスにしか下痢の発症が見られませんでした。
つまり、ウシの初乳は『ロタウイルス』による下痢の発症を大幅に抑える効果を示したのです。

ロタウイルスも防ぐ初乳(グラフ)

ウシの初乳は、『ロタウイルス』だけでなく多種のウイルスに効果があると予測しています。今後の研究の進展によって解明されていくことを楽しみにしています。

金丸義敬 先生(写真)

ウシの初乳は、『ロタウイルス』だけでなく多種のウイルスに効果があると予測しています。今後の研究の進展によって解明されていくことを楽しみにしています。

岐阜大学農学部 教授金丸義敬 先生

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